自分で営む
ハンドメイド販売の副業
好きな素材と、自分の工夫。小さな作品を、使ってくれる人へ届ける。
この副業でできること
- 仕事内容
- 自分の作品を作り、販売して届ける制作・撮影・出品・梱包・発送を担当
- 初期費用
- 少量の材料と梱包から準備予算例5,000円〜30,000円。基本の制作道具がある前提
- 最初の一歩
- 作りたい作品を一つ、メモする材料と大きさを考え、試作につなげる
- 働き方
- 自宅作業・発送あり制作のペースと、注文後の発送日数を決める

ハンドメイド販売って、どんな仕事?
自分で作った作品を写真や説明で紹介し、購入した人へ届ける副業です。作る楽しさに加えて、作品の魅力を伝える撮影や出品、梱包・発送も仕事に含まれます。[1]
アクセサリー
ビーズのイヤリング・ブレスレット
色や素材を組み合わせ、身に着ける小さな作品を作ります。
布小物
巾着・ポーチ・コースター
日常で使う形や大きさを考え、布の柄や使いやすさを作品にします。
紙雑貨
カード・封筒・ラッピングタグ
絵や文字、紙の質感を活かし、贈り物や暮らしに使えるものを作ります。
暮らしの飾り
小さな置物・リース・オーナメント
飾る場所や季節を考え、部屋を彩る作品に仕上げます。
使う人や場面を考え、自分が作りやすいものから試してみましょう。ここでは、現物の作品を作って届ける販売を紹介します。型紙や図案などをデータ商品として届けたい場合は、コンテンツ販売も見比べてみましょう。
始めるための準備と、かかるお金
- 準備するもの
- 材料・制作道具・撮影できる機器・梱包用品
作りたい作品を一つ決め、手持ちの道具と少量の材料で試作します。写真はスマホでも撮れるので、作品全体、細部、使う場面が伝わる撮り方を試してみましょう。
- 確認すること
- 仕上がり・材料費・制作時間・届け方
完成した作品を確認し、制作に使った材料と時間を記録します。梱包した状態で大きさや重さを測り、発送できる方法と送料を確認しておくと、出品の準備へ進めます。
作品一つで、必要な材料と梱包を確かめる
最初の試作で、何が必要かを確認してから買い足せます。作るものと手持ちの道具に合わせて、少量から予算を組んでみましょう。
少量の試作・販売準備の予算例を見る
基本の制作道具がある人の予算例は5,000円〜30,000円です。作品共通の最低金額や、材料の平均価格ではありません。
- 少量の材料・試作用に確保する予算:4,000〜25,000円
- 梱包用品に確保する予算:1,000〜5,000円
ミシンや加工機など大型機材の購入、通信費、有料講座は別に考えます。販売後は、追加材料・梱包・送料・手数料も確認しましょう。有料プランや追加機能を使う場合は、その料金も別途確認します。[3]
本業の合間に、どう進める?
制作、撮影、出品、梱包を分けて進められます。制作できる量を決め、注文後に発送できる曜日や日数、質問へ返信する時間も用意しましょう。
作業時間と、向いている人の目安を見る
週3〜5時間で、慣れた作り方の作品を少量作り、撮影・出品・梱包する計画例です。初めて制作方法を学ぶ時間は別に考え、作品の難しさや注文数に合わせて調整します。
制作は分けられますが、注文後の連絡・発送期限には対応が必要です。
こんな人に向いています
作品をつくり、写真や説明で魅力を伝えることが好き。
作るもの、販売数、販売方法を自分のペースで決められます。
初収入までのロードマップ
今日できる、最初の一歩
作りたいものを一つ選び、材料と大きさをメモする
例えば、バッグに入れる小さな巾着。何を入れるか、どのくらいの大きさにするか、使う布やひもをメモしてみましょう。このメモから試作品づくりへ進めます。
試作品を一つ作る
試作は、販売前に、作品の仕上がりと無理なく作れる量を確かめるために行います。選んだ作品を一つ作り、使いやすさや仕上がり、材料費、制作時間を記録してみましょう。販売する作品は、その確認をもとに整えます。
ここまでできたら仕上がり・材料費・制作時間を確認した試作品
写真・価格・梱包を用意する
全体と細部、使う場面が伝わる写真を撮り、寸法、素材、扱い方をまとめます。一度梱包して大きさと重さを測り、配送方法と送料も確認。材料・梱包・送料・販売手数料を含めて価格を決め、発送までの日数も用意しましょう。
ここまでできたら作品写真、説明、価格、発送の準備
作品を見つけてもらう入口を作る
作品名に素材や用途を入れ、写真や説明で「どう使えるか」を伝えます。SNSで制作の様子や使う場面を紹介し、作品ページへ案内する方法もあります。質問が来たら、説明に足りなかった点を見直しましょう。
ここまでできたら作品へたどり着ける案内と、選びやすい説明
試作・撮影・梱包などの販売準備に7〜14日を使う計画例です。手持ちの制作技能がある人を想定し、初学者の学習期間や、購入されるまで・入金までの日数は含みません。
試作から販売準備まで、詳しく見る →販売する場所と、作品の届け方
自分のネットショップを作る方法と、ハンドメイド作品のマーケットに並べる方法があります。作品の見せ方と、どのようにお客さんに見つけてもらいたいかを考えて選べます。
- BASE
- 自分の作品を並べるネットショップを作る
ショップの見せ方や作品の並びを整え、写真と説明を登録します。SNSやプロフィールからショップへ案内し、自分のお店として育てる方法です。[4]
- minne
- 作品を探す人が訪れるマーケットへ出品する
素材や用途が分かる作品名、写真、サイズ・素材の説明を登録します。マーケット内で作品を探す人へ伝えられ、SNSで自分のショップを紹介する方法もあります。[5]
一つに決めず、両方を販路にする方法も
自分のお店と専門マーケットを併用する方法は、BASEの公式ガイドでも紹介されています。[9]同じ現物を複数の場所に出す場合は、発送できる点数を超えて売らないよう、在庫を分けるか、売れたら他の出品数も更新しましょう。
写真と説明で、使う場面を伝える
作品全体と細部、使ったときの大きさが分かる写真をそろえ、素材や寸法、扱い方、発送までの日数を説明します。制作の様子や使う場面をSNSで紹介し、作品ページへ案内すると、知ってもらう入口を増やせます。
始める場所を比べる
PRリンクの申し込み等により運営者に報酬が発生する場合があります。募集・審査・費用・利用条件はリンク先で確認してください。
作品を育てる方法と、収入の仕組み
最初の作品から、どう広げる?
作品への反応や質問、作って届けた経験をもとに、見せ方と制作の進め方を整えていけます。
収入の仕組み
作品が購入され、発送後の操作を進めると、販売サービス上で売上が計上・確定します。購入者が支払った作品代金・送料から、材料・梱包・実際の送料・販売手数料を引いて、1点で残る額を考えます。[6][8]
作品代金+受け取る送料材料・梱包・送料・販売手数料その販売で残る額
追加オプションの代金があれば売上に含めます。銀行への振込費用、道具や有料プランなどの固定費、税金は別に確認します。制作・撮影・発送に使った時間も記録しましょう。
作品を見つけてもらう入口を増やす
BASEの自分のお店と、minneの専門マーケットでは、お客さんが作品へたどり着く入口が異なります。販路を増やすことには、異なる探し方をする人へ作品を届ける機会を増やす意味があります。手数料に加えて、ショップの見せ方や在庫・発送の管理のしやすさも選ぶ手がかりになります。
条件を置いた初月の計算例を見る
材料・梱包・送料・販売手数料などの変動費を引いた税引前の額が、作品1点800円になる条件を仮定した例です。作品の販売価格や相場を示すものではありません。
件数を仮定した初月の計算例
作品1点で800円が残る条件なら、3点分で2,400円。
「作品1点」あたりの金額は手数料・送料・材料費などの変動費を引いた税引前の仮の額で、この件数を獲得できるという意味ではありません。
3点売れた仮定。売れない在庫や初期材料費は別に記録します。
- 作品1点に使う時間
- 2時間
- 撮影・出品など月の共通作業
- 6時間
- 作業時間の合計
- 月12時間
計算の内訳を見る
800円 × 3点 = 2,400円
2時間 × 3点 + 6時間 = 12時間
初期費用・月の固定費・銀行への振込費用・税金はこの合計から引いていません。実際には受注・販売が0件の月や赤字もあり、報酬の確定月と入金月も異なる場合があります。
作品ごとに価格と原価を設定。販売額から材料・送料・決済手数料を差し引きます。作品共通の単価はありません。
販売手数料と、売上の受取条件を確認する
BASEはスタンダードプランのWebショップ経由、minneはminne PLUS非会員の現物販売を想定しています。[2][10]
| 項目 | BASE | minne |
|---|---|---|
| 販売ごとの手数料 | 決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%。Amazon Pay・PayPal・PayPayは決済手数料4.6%+40円と利用料3% | 注文ごとに10.659%(税込) |
| 手数料の計算対象 | 送料を含む注文合計 | 作品価格+購入オプション価格+送料 |
| 銀行への振込費用 | 振込手数料250円。申請額2万円未満は事務手数料500円も必要、2万円以上は事務手数料0円 | 1回の振込につき220円 |
| 受取の条件・期限 | 売上残高751円以上で申請。発送して「対応済」にした月の6か月後の月末までに申請 | 手数料控除前の売上代金1,000円未満は翌月へ繰越。繰越が5か月を超える場合は6か月目の月末に振込 |
| 通常の振込時期 | 振込申請から10営業日。申請後の案内で予定日を確認 | 売上確定月の月末締め、翌月末。土日祝日は直前の平日 |
振込の費用・条件の根拠:[11][12][13][7][8][14]。受取口座を登録し、売上明細と実際の入金を確認します。
BASEのPay IDアプリ経由の注文や、有料プラン・追加機能では料金条件が異なります。minne PLUSや配送サービスの利用料も別に確認します。[3][10]
始めるときの、よくある疑問
少量の作品からでも販売できる?
一つの作品や少量の在庫から販売を試せます。試作で仕上がりを確かめ、発送できる点数を出品しましょう。反応や質問を見ながら、写真・説明・作る量を整えていけます。
注文を受けてから作る場合は?
受注制作で進める場合は、作品の見本を用意し、注文後に作ることと発送までの日数を説明します。材料を確保できるか、今の注文数で期限に間に合うかを確認し、引き受ける数を決めましょう。販売先の発送期限や設定も確認します。[5]
撮影や出品は、スマホでもできる?
スマホで撮った写真を使い、minneのアプリで作品を登録できます。BASEにも商品の登録・編集や、発送後の連絡を行える管理アプリがあります。[1][15]写真で仕上がりと大きさを伝え、価格・配送・在庫の設定も確認しましょう。
キャラクターや、市販の型紙・素材を使いたいときは?
販売目的で使えるか、権利者や素材・型紙の提供元の利用条件を確認します。出品できる品目や必要な表示は、販売先の規約や公式案内に合わせて準備しましょう。[14]
副業全般の準備や税金は、始める前の準備ガイド、確定申告のガイドで確認できます。
参考にした公式情報
本文の参照番号に対応しています。各リンクから、販売・発送・売上受取の公式案内を確認できます。
出典の一覧を開く(15件)出典の一覧を閉じる
- minne:販売者登録から注文・発送までの流れ ↗本文へ戻る ↑
- BASE:スタンダードプランの料金と決済方法 ↗本文へ戻る ↑
- BASE:販売時にかかる料金・手数料 ↗本文へ戻る ↑
- BASE:商品の登録と公開・在庫の設定 ↗本文へ戻る ↑
- minne:作品の登録と販売・配送の設定 ↗本文へ戻る ↑
- BASE:発送から売上計上・振込までの流れ ↗本文へ戻る ↑
- BASE:通常の振込申請から入金まで ↗本文へ戻る ↑
- minne:売上確定・振込時期・振込手数料 ↗本文へ戻る ↑
- BASE:自分のショップとハンドメイドマーケットの併用 ↗本文へ戻る ↑
- minne:販売手数料と計算対象 ↗本文へ戻る ↑
- BASE:振込手数料と事務手数料 ↗本文へ戻る ↑
- BASE:振込申請の最低売上残高 ↗本文へ戻る ↑
- BASE:売上金の振込申請期限 ↗本文へ戻る ↑
- minne:作品の販売と売上受取に関する利用規約 ↗本文へ戻る ↑
- BASE:スマートフォンでのショップ管理 ↗本文へ戻る ↑
情報確認:2026-10-02。作品の例・ロードマップ・試作の内容・予算・時間・収入の計算例は、タスミチが編集したガイドです。
比較と編集の方針 →

